誕生の経緯
昭和40年初め、極左学生活動家により、松原交番が焼き討ちされてしまい、再建ならず、明大前駅周辺に交番がありませんでした。平成10年頃から、松原地区の犯罪が激増し、北沢警察署管内でワースト1となり、同じ頃、松原小学校も世田谷区内64小学校の内、10日に1件の痴漢被害が起こる。これまたワースト1の小学校と呼ばれていました。
また、明治大学和泉キャンパスも極左学生セクトが主流派と反主流派に分裂し、凄惨な暴力事件を繰り返し、荒廃の極みにありました。
商店街の開催する消費者懇談会にあっても、生命、財産の危機を感じ、非常に住み難い街になっていると訴えられました。
自分たちの街は自分たちで守ろう
そこで明大前商店街は、先ず交番の設置が必要だと、関係先に働きかけましたが、設置条件等に合致せず断念。自分たちの街は自分たちで守ろうと、安全安心の街づくりをコンセプトに商店街の事業として、防犯パトロール隊と民間交番の設置を構想。平成13年9月、北沢警察署の指導を仰ぎ、日本初の防犯パトロール隊としての会則、行動規範を作成、署長を相談役に迎え、同年10月20日、盛大な出陣式を挙行、10名の隊員(6ヶ月後45名、現在58名)にて活動を開始しました。
そして現在まで
日本初の民間交番 |
松原小学校の登下校の通学路見守りと挨拶運動も全国初の試みであり、半年の活動で、痴漢被害は無くなりました。
内閣総理大臣表彰、右側が本杉代表 |
これらの活動成果により、北沢警察署長賞、世田谷消防署感謝状、世田谷区長賞、警視総監賞、全国防犯協会長賞、東京都知事賞、内閣総理大臣賞を受賞しております。
明大前ピースメーカーズ紹介ビデオ